Dans la Chambre de Bavardage
映画、美術、本、音楽。他のあらゆるものがそうであるように、こういったものは世界を覗き見る「窓」のようなものだ。実際に出かけていって人と会うことで世界を知ることもできるが、これらの「作品」を通してみる世界は、誰かの内面を通して世界を見るという、また違った特別な経験となる。このような経験には、世界を自分の足で旅をして得る実感とは違うレベルでのリアリティがある。私にとっては映画や音楽や美術や本が、常に大きな影響力をもって自分と世界を結び付け、また、自分の世界を広げてきた。日本で、世界で出会った友人たちとも、実際に分かち合った経験とはまた別のところでつながっているような気がすることがあるが、それはこれらの「窓」から覗いた経験が自分の中に生きているからなのだと思う。
"おしゃべりの部屋"にたくさんの窓を。To breathe in the world. 世界中の空気をここで呼吸するために。。
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